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2018年1月

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札幌英会話ニュースレター | 英会話上達法 #3

Sapporo English Conversation Newsletter 英会話の弱点は、リスニングだぁ!! リスニングを上達させる最重要スキル「リンキング」はどうすれば習得できる? 「もっとゆっくり話してくれれば分かるのに…」 「もう一度言ってもらえない?」 「なんでそんなに早く喋るんだろう?」 「今言ってること、なにも聞き取れなかった!」 外国人の方と英語で話している時、こう思ってしまった事はありませんか? もしそうなら、あなたの英語の弱点は、リスニングではないでしょうか。 「英語、マジでどのくらい聴こえてる!?」と「いったいどうしたら英語が話せるようになるの??」という以前の二つの記事で、英会話の上達にはリスニングが一番大事だという事を述べてきました。正直に言うと、英語のサウンドと発音に慣れないと、英会話の上級レベルに進んで英語を流暢に話せるようにはなれません。 しかし、リスニングと正しい発音をマスター出来れば、より早いペースで言語を記憶する能力が伸び、徐々に複雑な言葉、文章、文法を習得出来るはずです。英語が得意な方は、自分より英語が上手い人と沢山話して、自然な文章を繰り返し聞いて、自分の口でその文章を何回も繰り返し声に出して、ようやくスムーズに話せるようになった経験があるでしょう。 リスニングの上達に一番重要なスキルは ‘linking’ (リンキング)です。Linking は「繋げること』という意味ですが、英語での自然なコミュニケーションは各文章の言葉はすでに繋がっています。各言葉と言葉の間に元からスペースや休止がないので、この場合 linking とは、「繋げる」と言うより、『止まらない』という概念がより正確だと思います。 なぜネイティブは無意識で喋ると、文章がすでに linking されているのでしょうか?それは、英文を発音する時にいちいち止めないで、言葉を繋げて話し続ける方がエネルギーを使わず、自然で喋りやすいからです。 日本語も同じです。日本語で各言葉と言葉の間で止めて話したら、自分はとても疲れるし、相手も聞き取りづらく、イラっとしてしまうでしょう。なので linking すると、口を動かす力も喋る時間もセーブ出来ます。 「英会話リンキング」を検索したら具体的なアドバイスをする記事が沢山ありそうなので、こちらでは linking のやり方についてはあまり長く話しませんが、いくつかのポイントをリストアップします。 1) Linking のやり方にルールなどはありません。英語を教えていないネイティブに聞いた場合、例を挙げる事はできても、詳しく説明はできないでしょう。 例えば楽器を演奏するのにもルールなどを考えるのではなく、繰り返し練習する事で感覚を使って習得していきますよね。 Linking も同じで、やればやるほど上達していきます。 2) 声は呼吸と親密に繋がっているので、会話をしながら、息は止めずに声を止めるのはなかなか難しいです。また、息を止めた状態で声を出し続けるのは、不可能です! その事から、linking をする時は吐く息を使う事になります。 Linking をスムーズに行うため、文章の最初から最後まで、呼吸を止めずに吐きながら発音をし続ける事が大切です。 3) Linking をする目的は、コミュニケーションをより効率的に取るためです。 練習を重ねる事で linking が自然にできるようになります。 4) 上手く linking をすると、各言葉の発音やサウンドがより分かりやすく綺麗になり、曖昧な発音やブレが無くなります。 5) 音と音の linking は、実際に自分で練習しないと linking されている文章を聞き取る事は難しいです。 英会話のリスニングのスキルは、自分の linking のスキルで限定されてしまいます。 6) Linking が堪能になると耳が敏感になり、以前聞き取れなかった文が聞き取れるようになって、自分の喋るスピードが自然に早くなります。 7) Linking の練習をするためには、マンツーマンの英会話コーチを付ける事が効果的です。 ************* 以前の「札幌英会話ニュースレター | 英会話レッスン #13』という記事で、私は英語と日本語の音節の違いについて書きました。要約すると、日本語の音節の種類は少なくて、英語の音節の種類は数え切れないくらい多いです。なので、英語を話す時に、シンプルなカタカナやひらがなの発音に頼ってしまうと、発音が上手く出来ず、リスニングでも混乱してしまいます。 特に、日本人が英会話のリンキングのやり方を分析すると、英語のスペルとローマ字のスペルで迷ってしまうかもしれません。リンキングをする場合スペルは関係ないので、スペルを考えないで、言葉の語尾の音と次の言葉の語頭の音(言葉の始まりの音)に集中して linking をします。 耳と勘を使って、日本語以外の新しい音を処理して、声を出して何回も練習するやり方のほうが身につきやすいです。Linking するには、言葉の語尾と次の言葉の語頭を使って、新しい音を作って、吐く息と共に発音します。 基本は、子音と子音、母音と子音、子音と母音、母音と母音、合計4種類の linking があります。日本語ネイティブは、子音と母音、と母音と母音の linking をするのが比較的苦手なので、こちらの二つのタイプの linking にフォーカスして練習すると効率的です。 例文として、こちらの文章を読んでいってみましょう。 I have to wake up at six a.m. in the morning in order to catch an early bus. 私は、早いバスに間に合うため、朝6時に起きなければなりません。 Linking をしないと、こちらの文章はこう言う音節に分けられます。   A) I have to wake up at six a. m. in the mor ning in or der to catch an ear ly bus. しかし、こうやって文章を分けて話すと、ロボットのような話し方になってしまいます。 元々なかった音節を作ると、こうなります。 B) I have to wake u p a t six a a. m. m in the mor ning i n or der to catch a n ear ly bus. C) Ihave towa ku pat si xa ye min themor ni ni nor derto cat cha near lybus. Linking が上手く出来ない方は、最初はこのように流暢に文章を話すのは難しいです。 しかし、吐く息と音に集中しながら、何回も繰り返し練習すると少しずつ言えるようになるでしょう。 Ihaftawakupatsixayeminthemornininordertacatchanerlybus. I have to wake up at six a.m. in the morning in order to catch an early bus! ************* もしあなたが、外国人の知り合いを札幌の観光スポットに案内する事になったとします。 混雑している場所で、その知り合いが突然指を指しながら、こう言います。 例文 A なんと言ったか聞き取れましたか?どう答えればいいでしょうか? 同じ状況であなたの知り合いがこう言います。   例文…

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